【レポート】株式会社丹青社にてOwl Visionのデモ体験会を実施しました

2023年10月18日、ダフトクラフトは港区港南の株式会社丹青社様のオフィスを訪れ、製品デモ体験会を開催しました。今回はその様子をお届けします。
デモ体験会のスタート

港南ラボ マークスリー[Mk_3] のラボ空間をお借りしてセットアップを行い、午後から株式会社丹青社のCMIセンター、デザインセンターの皆様と一堂に会しました。簡単なご挨拶と製品の説明の後、製品デモンストレーションがスタートしました。
VRでの体験記録

デモでは、Owl Visionを実際に使用して、ユーザーがその空間をどのように体験したかをVRデバイス内蔵のアイトラッカーで記録し、そのデータを可視化する機能をご体験いただきました。
体験者はVRデバイスを装着し、30秒〜2分程度の360度映像を視聴します。
映像の中で気になる物や方向を自然に見てもらっている間に、内蔵のアイトラッカーがユーザーの視線の動きやどこに何秒間視線が留まっていたのかを記録します。

Owl Visionでは、ユーザー体験をテストしたい空間の360度映像をサーバーにアップロードすることで、すぐにテストを作成することが可能です。
今回は、丹青社様から事前にいただいた360度映像と、その場でInsta360 EVOを使用して撮影した360度映像の2種類を使用しました。
体験結果の可視化

VRデバイスを装着しての映像視聴が終わると、すぐに視聴データがシステムにアップロードされ、可視化ができるようになります。視線の動きはヒートマップで可視化され、PCでレビューすることができます。
可視化にはABテスト機能もある為、体験者Aの視線を赤色、体験者Bの視線を青色のヒートマップで表示することも可能です。
体験結果からは「Bの人と比べてAの人の視線はあまり動いていないね」「ここに注目をしているということは、自分の視線はたぶん赤色の方だな」などの気づきの声が上がりました。
また、活用の可能性としては屋内でお客様を誘導するためのサインの位置のテストや、博物館の展示順のテストなどと相性が良さそうだという声が聞かれました。
以上、デモ体験会レポートでした。株式会社丹青社の皆様、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

株式会社丹青社
事業内容:総合ディスプレイ業〔商業空間・ホスピタリティ空間・パブリック空間・イベント空間・ビジネス空間・文化空間の調査・企画、デザイン・設計、制作・施工、運営〕
「こころを動かす空間創造のプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うさまざまな社会交流空間づくりの課題解決をおこなっています。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、デジタル技術を活かした空間演出や運営まで、空間づくりのプロセスを一貫してサポートしています。
https://www.tanseisha.co.jp/
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