Owl Visionは、デジタル空間内での人の振る舞いを計測し、可視化するツールです。VRデバイスを身につけた体験者が、VRコンテンツを自然に楽しんでいる間に、Owl Visionは体験者の視線の推移や体の動きを計測・記録します。
●長く体が向いていた方向
●何度も視線が帰ってきていた場所
●気温や湿度などの体験環境(IoTセンサー連携時)
●快/不快などの体験者の感情(脳波計連携時)
などを同時に計測・記録することができ、記録した内容はヒートマップ形式の360度映像として、VR上でそのまま確認することが可能です。
「標識があるのに気づいてもらえず、一時的に張り紙を足すことになった」
「なんのボタンか書いてあるのに、操作を間違える人が多発する」
こんな問題が起きた時、スマートフォンアプリ開発であれば、ユーザーの声を基にすぐにデザインを修正することができます。ですが空間・プロダクトデザインでは、ユーザーの声を基に修正版を作るということは簡単にはできません。
プロダクトが全国に流通してから、建築物が建ってから、「これ、使いづらい」とわかる。そんなことが起きるのを防ぐために、Owl Visionはデジタル空間内で人の振る舞いをシミュレーションし、集めたデータを設計プロセスに還元することで、より良い空間・プロダクトデザインを助けます。
Owl Vision 紹介動画より : https://youtu.be/oRxusPLbV_E
Owl Visionは以下の3ツールから成るツール群です。お客様のご要望に合わせて、必要な部分をピックアップしてご利用いただくことも可能です。
シミュレーションしたい空間やオブジェクトを3Dデータに起こし、VR空間でシミュレーション。複数台のVR端末があれば、同一空間内に複数ユーザーで集まり、ボイスチャットなどのコミュニケーションを取ることも可能です。
VR空間でのシミュレーションを行なっている時、ユーザーそれぞれの身体の動き・行動遷移・環境データ・生体データを、計測し記録することができます。
計測・記録したデータを、ヒートマップ形式の360度映像として、VR空間内に可視化することができます。こちらもVR端末を身につけた複数ユーザーで確認することができます。また、ファネル分析やクロス分析などさまざまな手法で分析し、レポーティングファイルを作成することも可能です。
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